おはようございます、こんにちは、こんばんは、シュンペーターと申します。
今回は、以前入手した穴の開いたニンテンドースイッチを分解している時に気が付いたeMMCモジュールのアップグレード カスタムを行ってみたいと思います!?(気軽にはじめたが、様々な苦難が待ち受けているのであった…w)
YouTube投稿動画
使用Tool・ペイロード
TegraRCMGUI(Windows) : https://github.com/eliboa/TegraRcmGUI/releases
TegraRcmSmashをベースで使っていますが、TegraRCM GUIの方がRCMに入ってるかどうか判るし、biskeydumpはこっちの方が使いやすいです。(TegraRcmSmashも同梱されています)
Customized Hekate : https://github.com/sthetix/hekate-emmc-size-check-removed/releases
Memloader : https://switchtools.sshnuke.net/
HacDiskMount : https://switchtools.sshnuke.net/
NANDPART : https://github.com/blawar/nandpart
(Fat32Formatのみ使用)
使用NANDチップ
https://item.taobao.com/item.htm?spm=a1z09.2.0.0.516f2e8d0fx1dW&id=582577399024&_u=320k5lp00340
AliExpress SDINBDA4-256G BGA153Ball EMMC 256GB
お金を掛けたくないならこっち!ただし、それなりに技術力が求められます
私が購入した時はAliExpressの方が60ドル以下だったのに、今は85ドル周辺ですね(;’∀’)
既成のEMMC 256GB
https://www.bonanza.com/listings/Nintendo-Switch-256GB-eMMC-Module-Upgrade/727010105
倍以上の値段がしますが、その価値はあるのかも?
Linuxマシン側での作業
私は今回Ubuntu Live USBを使用しての作業を行いました。
全ての作業をUbuntu側で行う元と一部作業をUbuntu側で行い、リサイズ作業をWindows側でNANDPARTをを使って手間を省く方法があります。
私の手元ではNANDPARTではなぜかうまくいかずパープルスクリーンが頻発して結果動かず…
Ubuntu側で全ての作業を完結させる事をオススメしますし、今回はUbuntu側の作業を紹介いたします。
※今回はコマンドの先頭にsudoが入っていますが、うまく動作しない場合はsudoを削ってみてください。
PCが一台の場合は、Windows側で先にスイッチにmemloaderをペイロードしておいてください。
手順1 どのドライブが対応か確認する
terminalを起動し、fdiskを実行します
最初のfdisk時にはスイッチは接続しません。
fdiskを実行したら、全てのドライブを確認しておきます。
次にRCMモードからmemloader ums_emmc.iniで起動したスイッチを接続した状態で再度
と実行して、最初に実行した時とは別に新しいドライブが検出されている事を確認して下さい。
私の場合は
のようにスイッチのドライブが認識されていました。
手順2 ドライブ容量などを再割り当てする
gdiskを実行します、『sdx』となっていますが『x』の部分は自分の環境に置き換えて実行して下さい
Command (? for help):
Partition number (1-11):
下記が表示されるので、全てコピーしてメモにコピーしておきます
Partition GUID code: xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx (Unknown)
Partition unique GUID: xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxx
省略
Command (? for help):
Partition number (1-11):
Command (? for help):
Warning Secondary header is placed too early on the disk! Do you want to correct this problem? (Y/N):
Do you want to proceed? (Y/N):
再度コマンド入力になります
sdxのx部分は自分の環境に置き換えましょう
再度コマンド入力
sdxのx部分は自分の環境に置き換えましょう
Command (? for help):
First sector ..省略.. or {+-}size{KMGTP}:
Enterを押します
Last secrot ..省略.. or {+-}size{KMGTP}:
Enterを押します
下記が表示されるので、先ほどコピーしておいたPartition GUID codeの(Unknown)までをコピーして貼り付けします
Hex code or GUID (L to show codes, Enter = 8300):
Command (? for help):
Expert command (? for help):
Partition number (1-11):
下記が表示されるので、こちらも先ほどコピーしたPartition unique GUID:を貼り付けます
Enter the partition’s new unique GUID (‘R’ to randomize):
Expert command (? for help):
Command (? for help):
Partition number (1-11):
Enter name:
Command (? for help):
Expert command (? for help):
Partition number (1-11):
Toggle witch attribute field (0-63, 64 or
再度下記が出てきます
Toggle witch attribute field (0-63, 64 or
Enterを押します
Expert command (? for help):
Partition number (1-11):
Partition number
Partition GUID
などが出てくるので、先ほどコピーしたものと相違ないか確認して問題が無ければ下記に進みます
Expert command (? for help):
Do you want to proceed? (Y/N):
これでUbuntu上での作業は完了となります!
まとめ
eMMCモジュールを32GBから256GBにアップグレードしましたが、MicroSDカードの256GBが4千円前後でうられてい状態でeMMCにSDカードが何枚も買える金額を突っ込むのか正直疑問ですw
eMMC256GB化はロマンであり、現実を見つめるためのものではありません!w
漢なら自家BGAリボール!←オススメしませんw
実は、このスイッチかなり修理・改造をしていますが一度もゲームをしていません…w
その為、eMMCを256GB化した恩恵があるのか無いのかは全くの未知数!?
今の速度や容量に不満がないのなら正直SDカード512GBを1万円ぐらいで購入した方が実用性があるのでは?と思います
修理や改造が好きな人にはオススメの改造ですが、そうでないなら全くオススメしない改造です
難易度の割に殆どその価値を見出せないというのが現状ではないでしょうかw
個人的にはリボールなどに興味があったので、今回この改造を行いました
日本語のサイトがなく、パープルスクリーンになった時は正直ビクッっとしてしまいましたw
どこにエラーがあるのか全く分からず、何度やっても同じ状況が続き心が折れかけた時に、最後に1度やり直し一部Toolに頼らない方法で試したら無事うまくいきました!
スイッチ側で256GBと表示された時は、めちゃくちゃ嬉しかったですw
さぁ、やるかやらないかはあなた次第!?MODチップ取付よりもたぶん面倒です
参考サイト・チャンネル
Nathan and Tech : http://www.nathanbunn.com/NandUpgradeSteps/
こちらの英語ベースのサイトで基本的な知識を学びました。
sthGtix : https://www.youtube.com/channel/UCpR1Wfz7_tuAPr81G-5Eceg
こちらのチャンネルでは、視覚的に判る部分で色々と学びました。
ただし、何言ってるかまったく判りませんでしたw